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読史会講演会・総会(051217)



 冬晴れの2005年12月17日(土)、久しぶりに読史会の講演会と総会が、お茶の水女子大学人間文化研究科棟6階大会議室にて開催されました。講演会としては、前回(1999年)から6年ぶりということになります。おかげさまで、卒業第一期生の方から現役の学部生まで幅広くご出席いただくことができました(総会・講演会には92名、懇親会には50名)。
 当日は、開会の辞、お茶大および比較歴史学コースの現今の状況報告の後、つぎのお三方のご講演をいただきました。

    小浜 正子氏(卒業生、日本大学文理学部教授)
      「中華人民共和国成立後の社会政策と女性のエンパワーメント
                      ―上海での聞き取り調査から」
    北村 節子氏(卒業生、読売新聞社調査研究本部主任研究員)
      「『かわいい』パワーの社会、ニッポン」
    五味 文彦氏(元本学教員、東京大学大学院教授―講演当時、現放送大学教授)
      「中世の身体」

 いずれのお話も知的な刺激に満ちていてたいへん興味深いものでした。また、講演後には短い時間ながらも参加者とのあいだで活発な質疑が交わされました。
 講演会終了後は、会場を茗渓会館に移して懇親会が行われました。まず講演者の方々に一言ずつご挨拶をいただき、そのあと乾杯となりました。また、当日は本コースの元教員、名誉教授であられる青木和夫先生と大口勇次郎先生もお越しいただけましたので、両先生にもお話をいただきました。和やかな歓談が交わされるなか、ご出席のみなさまが旧交を温めるよい機会となったように思います。
 盛会のうちに無事終えることができましたことを、出席くださった方々、お忙しいなか講演をお引き受けくださった方々、また事前の準備や当日の運営を手伝ってくれた院生・スタッフなど、ご協力いただいたみなさまに感謝申し上げます。今後も折を見てこうした会を催していきたいと存じますので、その際には是非とも足をお運びください。



(講演者) 小浜正子さん
(講演者)北村節子さん
(講演者)五味文彦先生
総会・講演会
懇親会
懇親会での記念撮影

《文責・安成》

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