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講演会「中世イングランドにおけるナショナル・アイデンティティの形成」

2010年11月開催




 2010年11月11日、比較歴史学コースは、ロバート・バートレット先生(セント・アンドルーズ大学教授)をお招きし、講演会を開催いたしました。バートレット先生のご著書のうち、竜嵜喜助訳『中世の神判』(尚学社 1993年)や、伊藤 誓、磯山 甚一訳『ヨーロッパの形成 950-1350年における征服、植民、文化変容』(法政大学出版局 2003年)などが翻訳されています。また、英国BBCの歴史ドキュメンタリーの制作者兼プレゼンターとしても著名なかたです。講演の和訳は熊本大学鶴島博和先生が担当されました。「中世におけるイングランド人の国の民としての帰属意識」と題されたご講演は、イングランドという地に根ざしたアイデンティティが、どのようにして形成されていったのかを、アイルランドやウェールズ・スコットランドとの関係で考察するというたいへん興味深いものでした。


 

 



お茶の水女子大学文教育学部 人文科学科 
比較歴史学コース
新井 由紀夫

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