JELS Japan Education Longitudinal Study

青少年期から成人期への移行についての追跡的研究

 
 

 JELSは、小学校から成人期への入り口を経て、職業生活の初期段階、家族形成までの過程を研究の対象としています。子どものさまざまな発達の様態(学力・能力、アスピレーション、進路、学歴、職業、地位達成)と、家族、学校教育、学校外教育、社会文化的環境との相互作用を、子ども期から成人期へのトランジッションという包括的な枠組みによって、とらえることを目的としています。

 この調査研究には教育社会学者・耳塚寛明(お茶の水女子大学教授)を中心とし、学内外の研究者が関わっています。

  JELSは、国内では主に関東地方Aエリアおよび東北地方Cエリアにおいて調査を実施しています。2003-04年より始まった追跡調査は、第二次を2006-07年、第三次を2009-10年に実施しました(下の図参照)。

 その後、一部対象者の高校卒業後の職業への移行のあり方や家族構成について、インタビュー調査を行いました。現在は、これまで調査にご協力いただいた方の保護者を対象に、調査協力者の幼少時の養育環境について、質問紙調査を企画実施しています。

    

 

JELSとは

JELSは学齢期から成人期までを対象とした、わが国で初めての本格的な追跡研究です。

JELS事務局

〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
お茶の水女子大学 人間発達教育研究所内 JELS事務局

email: jelsocha★cc.ocha.ac.jp(★を@に変えて下さい)

JELS概要(outline)(PDF)

JELS2009 日本語 English

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Last Update: 2016.7.19

一連のJELSの研究は、部分的に以下の助成を受けて実施しています。

  1. 箇条書き項目お茶の水女子大学21世紀COEプログラム「誕生から死までの人間発達科学」(平成14年度採択)(拠点リーダー:内田伸子)

  2. 箇条書き項目お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」(平成19年度採択)(拠点リーダー:耳塚寛明)

  3. 箇条書き項目科学研究費補助金(基盤研究(B)(2))課題番号16330164「青少年期から成人期への移行についての追跡的研究ー東北エリアbase year survey)」(平成16〜18年度)(研究代表:耳塚寛明)

  4. 箇条書き項目科学研究費補助金(基盤研究(B)(2))課題番号16300230「家庭生活および家庭関係が児童・生徒の学校適応及び価値意識の形成に与える影響」(平成16〜17年度)(研究代表:牧野カツコ)

  5. 箇条書き項目科学研究費補助金(基盤研究(B)(2))課題番号18300245「家庭生活が児童生徒の学校適応および価値意識の形成に与える影響についてのパネル調査」(平成18〜19年度)(研究代表:牧野カツコ)

  6. 箇条書き項目科学研究費補助金(基盤研究(B)(2))課題番号19330185「青少年期から成人期への移行についての追跡的研究ー東北エリア第二波調査」(平成19〜20年度)(研究代表:耳塚寛明)

  7. 箇条書き項目科学研究費補助金(基盤研究(B)(2))課題番号21330190「青少年期から成人期への移行についての追跡的研究ー第三波調査」(平成21〜23年度)(研究代表:耳塚寛明)

  8. 箇条書き項目科学研究費補助金(基盤研究(B))課題番号24330233「青少年期から成人期への移行についての追跡的研究(第4次)ー就業と家族形成」(平成24〜26年度)(研究代表:耳塚寛明)

  9. 箇条書き項目科学研究費補助金(基盤研究(B))課題番号15H03484「青少年期から成人期への移行についての追跡的研究(第5次)-就学前環境と養育行動」(平成27~29年度)(研究代表:耳塚寛明)


News

  • 2016年の夏頃、これまで調査にご協力頂いた方の保護者を対象に、調査協力者の幼少期の養育環境について質問紙調査を実施します。お願いが届きましたら、何卒ご協力下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

調査設計図

調査概要図