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熊谷 圭知 Kumagai, Keichi

2016年3月31日更新

研究分野とテーマ

社会文化地理学、オセアニア(パプアニューギニア)地域研究、ジェンダーと男性/性

担当科目

グローバル文化学総論
オセアニア社会文化論I
オセアニア社会文化論II
フィールドワーク方法論
地域開発論
グローバル文化学特論
地域研究実習I
地域研究実習II
国際協力実習I
国際協力実習II
開発地域文化論/演習
社会環境学/演習

教育と研究のプロフィール

私がパプアニューギニアと付き合い始めて、もう38年になります。都市移住者の掘立小屋集落や、奥地の村をフィールドワークしながら、人々との付き合いを重ねるうちに、地域研究と開発実践の2つの領域を往還するようになりました。第三世界を対象とする調査研究には、冷静な頭脳と熱い心、理解と共感の双方が必要です。西欧中心的な概念や理論に基づいて、研究対象を他者として捉え、分析するだけでは、先進国が途上国を支配する力が強まるだけで、相互の距 離や格差は縮まらないでしょう。お互いの間に横たわる差異をきちんと見据えた上で、そこにとどまらない相互作用や協働の可能性を探ろうとする、そんな学生を育てたいと思います。

東日本大震災は、私たちが「自然」と呼び習わし外部化してきたものの力の大きさと、それを考慮することなく原子力エネルギーと成長経済神話に依存してきた日本社会の危うさをあらためて思い知らせるものでした。私の父の故郷は、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市です。津波で壊滅した陸前高田の市街地は震災から6年を経て、ようやく少しずつ形が見えつつあります。しかし、高台への住宅建設のために山を削り、14メートルの盛土の上に市街地がつくられ、さらに12.5メートルの防潮堤を建設するという現在の復興のあり方には、海が見えなくなることへの不安も含め住民には異見もあります。公共事業を中心にした産官複合のシステムは、住民の心の深い傷は癒えぬまま、いち早く回復しつつあるように思われます。私たちグローバル文化学環の学生と教員は、2011年秋から陸前高田に通っています。当事者の住民の方からお話を聞き、継続的にかかわることで、物理的なインフラの復旧だけではないさまざまなニーズを汲み取り、発信していければと思っています。

連絡先

研究室: 文教育学部1号館706号室
電話番号・ファクス: 03-5978-5191
office hours: 火曜日(11時00分から12時30分)※30分以上の面談を希望する場合には事前にアポイントメントを取ること。
E-mail: kumagai.keichi☆ocha.ac.jp
(☆は@に換えて送信してください)

熊谷圭知 社会文化地理学、オセアニア(パプアニューギニア)地域研究

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