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2018年3月22日更新
この度、桜蔭会の奨学生に選ばれたことをたいへん光栄に思っております。
高校生の頃から目指していたグローバル文化学環に入り、これまで興味があるさまざまな分野を勉強してきました。多様な経験をされてきた先生方の授業を受けさせていただいたことは、私にとって貴重な財産となっています。また、大学で出会った多彩な感性を持った志の高い友人たちも、私に多大なる刺激を与えてくれました。
交換留学制度を利用しタイのタマサート大学に長期留学に行った際には、見知らぬ異文化に驚いたり、自分の目で貧困問題の現状を見たりと、その後の自分の考え方や生き方に大きな影響を与える物事に多く出会いました。卒業研究もタイに関するテーマに取り組むつもりでおり、フィールドワークのために再びタイを訪れようと考えています。海外にも自分のホームと呼べる場所ができたこと、そしてそこに行けばいつでも会ってくれる友人がいるというのは、本当に嬉しいことだと感じます。
残り1年の学生生活ですが、お茶の水女子大学や留学先で得た学びや人とのつながりを大切にし、世の中に貢献できる社会人になるための素養を積み重ねていきたいと思っています。