学生のみなさんへ

大学では知識も教えますが、大学で学ぶことのもっとも大事なことは、ものの見方、考え方、学び方を学ぶということです。受け身の姿勢ではなく、自分で調べ、考えるということを大事にしてください。そして、そのうえで出た疑問を大切にしてください。新しい思考や創造力は、そこから生まれます。


主要な授業科目

授業概要とシラバスを参照してください。

2006年度
学部では、各自のテーマ発表と、インタビュー調査の身近で良質な具体的分析を学ぶことを目的とした。
E.ホックシールド『セカンド・シフト』、J.ロバートソンの『踊る帝国主義』を読み、議論をおこなった。

大学院では、各自のテーマ発表のほか、院生と話し合って決めたテキストを議論した。
E.Goffmanの Gender Advertisement、
BrunsdonらのFeminist Television Criticism, McRobbie のIn the Culture Society,
Salih のJudith Butler をとりあげた。

基礎ゼミでは、社会学の古典である『スティグマの社会学』を読み、質的調査の一端を紹介した。

NPOインターンシップでは、全体の運営、広告・宣伝のNPO団体への学生派遣を担当した。

このほか、卒論の個人指導・共同指導、修士論文個人指導・共同指導、博士論文審査を担当。

2003年度
人間と社会
社会学の基本的な見方・考え方を理解し、習得することを狙いとします。現代社会を産業社会、消費社会として分析する視点の話を中心に、メディア、家族などにも言及していきます。また、マルクス、ウェーバーなど社会学の基礎理論の簡単な紹介も折りにふれていれる予定です。ただ一方的に講義を聞くのではなく、積極的に参加する姿勢が要求されます。参考文献:『社会学のエッセンス』(友枝敏雄、竹沢尚一郎、正村俊之、坂本佳鶴恵著)(有斐閣、1996)『<家族>イメージの誕生―日本映画における<ホームドラマ>の形成』(坂本佳鶴恵著 新曜社、1997)

現代社会論
半分講義、半分ゼミの形でおこないます。本を読んだり、資料を集めてレポートを作成し、発表することが求められます。社会問題をめぐって、機能主義的、構築主義的、アイデンテイテイ論的分析を学びます。参考文献:『社会学のエッセンス』(友枝敏雄、竹沢尚一郎、正村俊之、坂本佳鶴恵著)(有斐閣、1996)『<家族>イメージの誕生―日本映画における<ホームドラマ>の形成』(坂本佳鶴恵著)(新曜社、1997)『社会問題の構築』(キッセ・スペクター著)(マルジュ社、1990)

現代社会論演習T・U
卒論テーマを中心とした個人発表と、文献の購読をおこないます。文献は、社会学の基本的なものから選びます。卒論の指導教官を頼みたい人は必ずこのゼミをとってください。

現代社会論演習(院)
身体・セクシュアリティ・アイデンティティというテーマでおこないます。基本文献の購読を中心としますが、毎月第四週は各人のテーマにもとづいた発表とします。文献は、ブライアン・ターナー、シャノン・ベル、ベル・フックスなどのものです。

社会コミュニケーション論演習(院)
個人指導が中心となりますので、履修者は、連絡をとってください。

身体/セクシュアリティ/アイデンティティ(院)
個人発表が中心となりますので、履修者は、連絡をとってください。

NPOインターンシップ
初回の授業で説明しますので、必ず第一回めの授業に出席してください 

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