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三浦 徹(みうら とおる:イスラム史)

2017年6月28日更新

三浦先生の研究室のみなさん

研究テーマ

中東は、「西洋」(ヨーロッパ世界)と「東洋」(アジア)の中間に位置し、中東・イスラム世界の歴史を通して、現代世界の成りたちをさぐることをめざしています。特に、ダマスクスやカイロなど、イスラム世界の都市社会に関心をもち、都市の空間(ハード)と社会のしくみ(ソフト)の両面から、研究をしています。アラブ諸国に通いだしてはや25年、馬糞のにおいがしたカイロの下町も、高速道路がモスクのそばを横切り、アラビア半島のドバイには超高層ハイテク都市が出現し、アジアとアフリカとヨーロッパを結ぶハブ空港として24時間旅客が往来しています。最近は、イスタンブル(トルコ)、フェス(モロッコ)、サマルカンド(ウズベキスタン)、北京やカシュガル、ジャカルタなど、広くイスラム世界の町をめぐる、比較史に熱をいれています。
放送大学「イスラーム世界の歴史的展開」を担当(2016年で放映終了、教科書は購入可能)。2013年には、入門的な編著『イスラームを学ぶ:史資料と検索法』を刊行しました。

注) 中東・イスラーム研究に関心のある人は、日本中東学会のホームページをご覧下さい。
研究会の案内や関連サイトへのリンクがあります。

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