
私の四年間は旅に始まり旅に終わった、といっても過言ではないでしょう。こんなに有り余る時間があるのは大学生の時期だけですから、海外に1ヶ月ぐらいドバッと旅行に行くことをオススメします。初めての海外なんて、ムリ……と言う人は、海外のワークキャンプ(日本人だけではなく、世界中から人が集まるもの)から始めればいいでしょう。私が旅好きになったきっかけと言うのも、ブルガリアのワークキャンプに参加したのがきっかけです。様々な人に出会い、今までの自分の価値観が一転するに違いありません。それとともに、外に出る事によって初めて日本の良さや独自性を発見すると思います。
私はマレーシアにあるマラッカの交易をテーマにして卒業論文を書きましたが、そのきっかけとなったのが、東南アジアを旅行した時に感じた、市場での喧騒でした。そして、卒論を控えた4年の夏には実際にマラッカに行っちゃいました。それによって、卒論のイメージが膨らみました。トルコとモロッコに行って、イスラム(美術)にはまったという事実もあります。
<大学四年間でやっておいてよかったこと、やっておけば良かったと今更後悔すること>
(1)英語・パソコンの資格をとる!
就職を考えているなら、絶対に落とせない。TOEICはある程度までは慣れと忍耐なので2年あたりから受けておくと良い。(英語の授業にもTOEIC対策のものがある)パソコンは、プログラミング授業をとっておくとよい。私は、その授業をとっていなかったため、結構苦労した。今や、パソコンなしには、レポート・卒論は書けない!!もう一歩進んでMOUS検定の資格を取っておくと、就職の際にアピールできる。(資格は記録に残るため、取得しておいて損する事はナイ!!)
(2)早いうちに自分の興味や視点を広げておく
1,2年のうちに出来るだけ幅広い分野の授業を受け(歴史に限らず!)自分の興味の幅を広げておくといい。ある授業がきっかけとなって、卒論でやりたいことが決まる、ということも大いにありうる。(お茶大では「コア・クラスター」で、環境や女性についても学べる。あと1年、開講が早ければ……。)私の友達に、語学(ロシア・イタリア・スペイン・中国語)の授業をとっていたツワモノがいるが、旅行をしていて思うのは、あぁ、少しだけでも話せればいいのに、ということだ。ちなみに、マイブームはアラビアとスペイン語。また視点を広げるという意味では、旅行とバイトも色々やっておいた方がいいんじゃないだろうか。授業の支障にならない程度に(笑)
とにかく私の言いたい事は、大学時代にいろんな経験をしておいたほうがいい、ということです。(できれば目標を持って!!)社会人になると、きっとそんな時間もないのだろうなぁ、と思うと、卒業するのが口惜しくなってきます。若いうちに、ガッツとやる気で突っ走ってください。
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