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日本史学
古瀬 奈津子
安田 次郎
神田 由築
小風 秀雅
東洋史学
岸本 美緒
三浦 徹
西洋史学
新井 由紀夫
安成 英樹

神田 由築(かんだ ゆつき:日本近世史)

講義概要

 「比較文化史」ではお金と消費をテーマに、4人の教員によってオムニバス形式で展開しています。このテーマに関する学生の関心の高さと知識の多さに刺激を受けています。江戸時代には、お金や消費をテーマとする文学や芸能がたくさん生まれました。それらは出版物として今日も眼にすることができます。授業を通して、日本近世の出版物をいろどった「くずし字」が読めるようになると、格段に世界が広がりますよ、とすすめています。補助的な研究会として、前期の毎週昼休みには、大学院生による「古文書を読む会」を開催しています。
特殊講義では、出版文化をテーマに、近世の都市空間や社会の特徴なども絡めながら考察していく予定です。


ゼミ概要

  学部ゼミでは5月ごろまでは4年生の卒論構想報告、6月からは『市中取締類集』をテキストとして、日本近世史を研究するのに必要な基礎的な史料読解力や、分析手法、議論の展開の方法等を身につけることを目指しています。江戸という地域は、あくまでもひとつのモデルケースですが、土地にちなむさまざまな論点も浮かび上がってきて、面白いです。ゼミの進め方としては、各自が興味のあるテーマを選び、各学期1回ずつ報告をします。毎回バラエティーに富む話題が展開することでしょう。大学院ゼミは、参加者が自由なサブテーマのもとに研究成果を披露して、みなで議論を進めています。また、学部ゼミでは9月末に巡見と卒論構想発表会を兼ねて、旅行をしています。


卒論のテーマ(近年分)

  • 「天保改革期における江戸の堕胎統制」

  • 「江戸の女と婚姻」

  • 「近世温泉の支配について」

  • 「享保期の信仰と都市民衆」

  • 「江戸町人地の防火・防犯体制における地借・店借層」

  • 「嘉永六年の諮問から見る幕府の意図」

  • 「近世後期の身分と服装規定」

  • 「近世の民衆と相撲取」



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最終更新日: 2015/6/26

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