ページの本文です。

交流協定校・韓国芸術総合大学校主催の国際学術会議にて研究交流

2019年12月12日更新

去る2019年11月9日、韓国芸術総合大学舞踊院(Korean National University of Arts School of Dance)で開催された第 21回国際学術会議「舞踊学の地位と展望」に、本学の中村美奈子准教授、福本まあや助教、中村まいさん（Ｄ1）、朴景蘭さん（Ｄ1）が招かれ研究発表を行い、研究交流を行ってきました。

（第21回学術会議での発表者と指定討論者）

この学術会議は、KNUA舞踊院の理論コースが中心となり毎年様々なテーマの元で海外からの研究者を招き開催しているものです。第21回目となる今年は「舞踊学の地位と展望」というテーマでした。開催に先立って今年7月に同コースNa Kyung ah教授が本学を訪れ福本助教の実技授業を視察後、研究交流を始めましょうという熱い呼びかけがあり、本学舞踊学研究者と院生との研究交流が中心の会として開催されました。

会議当日は午前にNa教授の基調講演から始まり、続いて同理論コース教員2名と本学の上記4名による研究発表を交互に行い、続いて指定討論者との質疑応答がありました。研究発表の内容は、ダンスサイエンス、ソマティクス、民族舞踊学、文化マネジメントと多様で、共に舞踊という点で共通し興味深い研究交流となりました。午後は双方の大学紹介が行われ、フロアからの活発な質問に答える時間となりました。フロアには理論コ―ス学部生と大学院生や関係者に加えて他大学の舞踊研究者や一般の参加者、本学大学院修了者や韓国留学中の本学学生も加わり全体で50名ほどの会でした。

当日のプログラムは次の通り：

2019 The 21^st International Conference

“The status and prospects of Dance Studies”

	タイトル	発表者
9:50 　～10:00	Opening Remarks
10:00 　～10:15	Key note speech: Dance Wellness & Artistic interaction	Prof. Na Kyung ah (K’arts)
10:15 　～10:35	What From Bodily Movements? : A Comparative Study on Noguchi-Seitai and Body-Mind Centering.	Prof. Maaya Fukumoto (Ochanomizu Univ.)
10:35 　～10:50	Khon Dance and the Thai National Identity	Prof. Seo Jung rock (K’ arts)
10:50 　～11:10	A Study on Balinese Dance in Indonesia from the Viewpoint of Digital Humanities	Prof. Minako Nakamura (Ochanomizu Univ.)
11:10 　～11:25	Dissemination of Chosun Dance in Japan-Fucused on Chosun School	Pak Kyoung ran (Ochanomizu Univ.)
11:25 　～11:40	Arts + : Company, Senior, and Technology	Prof. Jeon Su hwan (K’ Arts)
11:40 　～12:00	A Study on Awa Odori	Mai Nakamura (Ochanomizu Univ,)
12:00 　～12:30	Q & A
12:30 　～13:30	Lunch & Break
13:30 　～14:30	Introduction to K’ Arts & Ochanomizu Univ.	Professors of K’ Arts & Ochanomizu Univ.
14:30 　～16:00	Discussion
16:00	Closing Remarks

◇

メニュー