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カリキュラム(英語圏言語文化コース)

2025年4月2日更新

カリキュラムの概要

カリキュラム見取り図

本コースの専攻科目は、英語圏文学・文化、英語学・英語教育学の分野に大別され、そのほかに、英語の運用力を総合的に高めるための授業があります。 1年次はコア英語科目を履修しベーシックな英語力や学科共通科目で言語文化全般に関する教養と 専門を学ぶための基礎力をつけます。2年次から本格的に英語圏言語文化プログラムの専攻科目が始まりますが、まずは、広く英語という言語や英語圏の文化に関する知識とを身につけ、「英作文演習」「英会話演習」などを通して英語の発信力を磨いていきます。3年次には自分の専攻を定めより専門的に学んでいくとともに、アカデミックな英語を書く力を修得していきます。4年次の卒業論文はそのようにして研鑽した英語力と専門力の集大成です。
 

カリキュラムの特徴

専攻科目

カリキュラムの特徴1

英語圏言語文化プログラムでは英語という言語と英語圏の文学・文化を広く、そして深く学べます。英語学では、言語そのものの仕組みを深く追究するほか、言語習得についても考えます。英語圏文学・文化研究においては比較文化、表象文化、批評理論など、さまざまな観点から英語圏の文学を考えます。

専攻科目の多くは2年次から始まりますが、英語の文法に関する基礎的な講義科目などは、1年次にすでに開講されています。2年次には、これらの学習内容を発展させた英文法演習、英語音声学演習、英語学概論などの授業が行われるほか、英語の文学作品をテキストとする文学演習の授業や英文学史が始まります。一方、2年次から3年次にかけて、英語圏文学・文化、英語学・英語教育学のなかから自分の専攻する領域を選んで、その領域に応じた演習や講義を受け、さらに専門知識を深めることができます。たとえば、英語学を専攻しようとする場合、特別演習(言語研究方法論)と各種の英語学特殊講義を、また、米文学を専攻しようとする場合、米文学史、特別演習(英米文学研究方法論)、英文学特殊講義(アメリカ)などを履修します。4年次には、語学・文学別に組まれている特別演習と各種の特殊講義をひきつづき履修して専門知識を深め、同時に英語による卒業論文を作成します。
英語圏言語文化プログラムカリキュラムツリーからより詳しい科目進行のチャートをご覧ください。

国際社会で活躍できる真の英語力を高めるための授業

現代社会において、英語は国際的な共通言語(Lingua Franca)となっています。本コースでは、コア科目の英語の必修単位を取得した後も、教養レベル以上の英語運用能力をめざしたより高度な内容の英会話・英作文の授業が開講されています。英語圏言語文化を専門とするために培われた英語力は、在学中あるいは卒業後の留学や就職にもつながります。継続して英語力を高めていくことができる本コースのプログラムは、国際社会で活躍できる人を育成します。

より幅広い視野からの授業

カリキュラムの特徴2

本コースでは、英語と英語圏の文学・文化をグローバルな視野で総合的に理解するための教育をめざしています。このため、英語圏を政治、経済、社会、文化、歴史などのトータルな見地からとらえる「英語圏事情」、「英語圏言語文化研究」が選択科目として組まれています。また、教職など、英語を教える仕事に就こうとする人には、外国語を教えるための方法論について学ぶ「英語科教育法」、「第二言語教授法研究」が用意されています。

学生が主役

授業だけが勉強ではありません。たとえば、授業を通じて興味をもったことや、さらに学びたいことがあるときは、学生が自主的に勉強会を発足させます。大学院の先輩たちも巻き込み、学年の垣根を越えて、ひとつのテーマやテクストについて自主的な学習と活発な議論が行われます。教員側も学生の活動をバックアップしており、知的な興味を探求する自主的な学びの姿勢が、学生の能力をさらに高めているといえます。

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