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水野輝之(Teruyuki MIZUNO)助教

2025年3月21日更新

mizuno

専門分野

形式意味論、語用論

担当授業科目

  • 学部:英文法、英語学概論、特別演習(言語資料分析)、英語学特殊講義、等
  • 大学院:英語学特論(意味論・語用論)、英語学演習(意味論・語用論)

研究内容

可能性や因果、反事実性、選好、時間、意思決定といった人間の知的活動に関わる諸概念が、自然言語によってどのように表現されるか、そしてそれらが我々の言語の仕組みにどのような示唆を与えうるか、という問題に関して、形式意味論の観点から研究しています。他にも統語論と意味論のインターフェースに関わる現象、特に省略現象に関心があります。

メッセージ

私たちが普段無意識に理解する「ことばの意味」には、不思議や謎が無数にあふれています。頭をたくさん捻らせながら、様々な問題に一緒に取り組んでいきましょう。

おすすめの本

  • 荻原俊幸『「もの」の意味、「時間」の意味』くろしお出版(2016年)
    • 形式意味論は、言語学の中でも比較的新しい研究領域であり、日本語で学べる入門の教科書はまだまだ少ないですが、この本は基礎的な内容を平易な言葉で説明しています。
  • Philippe Schlenker "What It All Means: Semantics for (Almost) Everything" MIT Press.(2022年)
    • 話し言葉から、手話、ジェスチャー、霊長類の鳴き声に至るまで、形式意味論における近年の研究の発展を知ることができます。

オフィスアワー

火曜 13:30-14:30 @ 文教1号館 402

研究者情報

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