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新居達也(Tatsuya NII)助教

2025年3月21日更新

nii

専門分野

中世・初期近代英文学、書物史

担当授業科目

  • 学部:英文学史I、特別演習(英米文学研究方法論)II、英文学特殊講義、英米文学演習(中級)、等
  • 大学院:英語圏テクスト文化論、英語圏テクスト文化論演習、英文学演習(歴史表象研究)、英文学演習(ジャンル研究)

研究内容

主に14世紀から16世紀までの英文学、特に韻文作品(詩)において、文体や韻律などの形式的特徴が同時代の政治・宗教上のイデオロギーといかに結びついて(あるいは切り離されて)形成され、受容されたかを研究しています。また、文学受容史との繋がりから、文学テクストを収録した写本や初期刊本の生産と受容を探る書物史の分野にも関心を持っています。

メッセージ

中世イングランドの詩人ジェフリー・チョーサーの作品に「古い書物からは新しい知識が生まれ出る」という言葉があります。古い英文学を読むことは、現代の日本に生きる私たちにとってまさに新たな学びや気付きをもたらしてくれることでしょう。

おすすめの本

  • クリストファー・デ・ハーメル『世界で最も美しい12の写本:「ケルズの書」から「カルミナ・ブラーナ」まで』加藤磨珠枝,松田和也訳(東京:青土社,2018) Christopher de Hamel, Meetings with Remarkable Manuscripts: Twelve Journeys into the Medieval World, New York: Penguin, 2017
    • 文学の「容れ物」である書物もまた、文学と同等かそれ以上の興味深い歴史を秘めていることを教えてくれる一冊です。

オフィスアワー

木曜 12:30-13:30 @ 文教1号館 415

研究者情報

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