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野口徹(Tohru NOGUCHI)教授

2025年3月21日更新

noguchi

専門分野

文法理論、統語論、形態論

担当授業科目

  • 学部:言語学入門、英文法演習、特別演習(言語研究方法論)、英語学特殊講義、等
  • 大学院:英語学特論(統語論・文法論)、英語学演習(統語論・形態論)

研究内容

生成文法理論の枠組みを用いて、文法理論及び統語論と意味論の関係を中心に研究を行っています。特に束縛や同一指示といった照応の問題について、人称代名詞と再帰代名詞の形態的・統語的性質と意味解釈の関係を取り上げ、英語と日本語を中心に通言語的研究を行っています。また、これらの問題と関連して、自他交替を含む項構造とヴォイス、焦点化、省略などの言語現象にも対象を広げて研究しています。

メッセージ

私たちが普段使っていることばには目に見えない驚くべき仕組みが隠されています。そのような仕組みを見つることはこの上ない喜びです。一緒に発見の旅に出かけてみませんか。

おすすめの本

  • Baker, Mark C. (2001) The Atoms of Language: The Mind’s Hidden Rules of Grammar, Basic Books.
    • 言語間の表面的な違いが実はとても簡単な仕組みで説明できることを示した画期的な著作。(邦訳:マーク・C. ベイカー (2010)『言語のレシピ−多様性にひそむ普遍性を求めて』(郡司隆男訳)、岩波現代文庫.)
  • Chomsky, Noam (2006) Language and Mind (3rd ed.), Cambridge University Press.
    • 人間言語の性質が生得的かつ普遍的ものであることを示した古典的名著で、初版は1968年出版。チョムスキー理論の原点となる思想が分かりやすく示されている。(邦訳:ノーム・チョムスキー (1996)『言語と精神』(川本茂雄訳)、河出書房新社.)

オフィスアワー

火曜15:00-16:00 @ 文教1号館407

研究者情報

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