政策や社会についての意識

 このページでは,政策や社会についての意識についての結果を紹介します。

社会保障支出,機会平等と貧富の差

  「社会保障や年金に対する政府の支出について」「チャンスが平等に与えられるなら,競争で貧富の差がついても仕方がない」の質問への回答を紹介します。訪問型3モード比較調査と年齢別回答を比較しても,特に違いは見られません。ウェブ回答だからといって,ネオリベラリズムなど一定の政治的態度を有している人達が特に多く回答しているとは言えないようです。

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性別役割分業意識

  「性別役割分業意識」は,内閣府の調査や学術調査など多くの調査で頻繁に尋ねられている質問の一つです。この質問についても,二つの調査の間で特に違いは見られませんでした。世代別にみると,わずかではありますが50代が性別役割分業に対して最も否定的な態度を持っています。

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難解過ぎて理解できない政治,権威への敬意

  「政治のことは難しすぎて自分にはとても理解できない」「権威のある人々にはつねに敬意をはらわなければならない」という二つの質問については,見ての通り年齢による回答傾向は二つの調査間で共通しています。この年齢層に限って言えば,年齢が高いほど政治が難し過ぎるとは思わず,権威にはつねに敬意を払うべきとも考えない傾向がある。調査間でみると,ウェブ回答者の方がわずかに反権威主義的態度が強い傾向があります。
権威主義
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