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博士前期課程 教育・研究

学位(修士号)

 博士前期課程の修了要件は、2年以上在学(休学した期間は含まれない)の上、所定の30単位以上を修得し、修士論文の審査に合格することです。

 提出された修士論文は指導教員を含む複数名で査読を行い、口頭試問を行って審査します。これに合格し、上記の他の修了要件を満たせば、修士号が認められます。なお、修士号は「修士(専門分野)」の形式となります。専門分野は、ジェンダー社会科学専攻では人文科学、社会科学、生活科学、学術の中から1つを選ぶことができます。この種類は、お茶の水女子大学で最も多いものです。地理環境学コースで多い事例をあげると


社会・経済地理学分野 修士(社会科学)
自然地理学分野 修士(学術)
複合的な環境地理学分野 修士(学術)
文化地理学分野 修士(人文科学)

などが目安となります。自分にはどれが適するか、修士論文が完成したときに指導教員と相談してください。


開講科目

 研究方法を具体的に習得し、修士論文を完成させることを目標とする以下の科目が開講されます。それぞれの指導教員による日常の指導と、全ての教員・大学院生が参加する合同発表会(ゼミナール)とを併せて実施されます。
 科目の担当者と具体的な案内は、シラバスのページを見てください。


自然環境論/同演習
社会環境学/同演習
環境文化論/同演習
地域経済論/同演習
地理情報論/同演習
国際政治経済論/同演習
社会開発論/同演習
 

地域調査方法論演習

4泊5日の日程で、各自でテーマを設定して野外調査を実施します。調査した内容は、報告書にまとめます。

地域調査方法論

「地域調査方法論演習」で行う調査を準備する室内演習です。

ジェンダー社会科学論

ジェンダー基礎論の履修の上で、修士論文に結びつくように、地理環境学コースで合同の発表会を開きます。その発表会での報告、議論に参加することで、単位が与えられます。

ジェンダー基礎論

ジェンダー社会科学専攻の必修科目として、生活政策学、地理環境学、開発・ジェンダー論の各コースの教員により、オムニバス形式で各分野でのジェンダー視点による諸問題を講義します。地理環境学コース教員が提供する回では、地理学における基本的な概念および方法論的枠組みについて、ジェンダーの視点を交差させながら提示し、議論します。

特別研究

とくに修士論文を書き上げるまで、指導教員と個別に議論を重ねます。


※同じ専攻にある生活政策学コース、開発・ジェンダー論コースの開講科目も、自分の研究テーマとの関連を考慮して積極的に履修することを薦めます。