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2025年10月1日更新
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佐藤 有理 (さとう ゆうり) |
哲学 現代英米哲学と認知科学・AIの学際研究 現代英米哲学を担当しています。言語哲学、論理学/論理哲学、心の哲学、存在論、美学、社会哲学、行為の哲学、科学哲学、認識論などです(哲学史・非英語圏の哲学的伝統は含まれない)。これらと認知科学(AI、言語科学、脳科学、実験心理学、経済学など)の関わりのあるところに研究上の興味があり、人の思考・推論・判断の諸問題に学際的にアプローチしています。 |
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池松 辰男 (いけまつ たつお) |
哲学 西洋哲学を担当しています。特に、G.W.F.ヘーゲルの哲学を始めとする、近代ドイツの哲学を専門分野としています。 哲学史上の「古典」とされるこれらの哲学の思想をテクストに即して理解しながら、それを通じて、時代を超える普遍性をもつような、そして現在と将来の私たち自身のありかたにも直結するような哲学的諸問題——例えば、私たちを形作っている意識や無意識、習慣や言語、そして倫理や社会等——を考えること。これが、現在の研究を通じて一貫して目指していることです。 |
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宮下 聡子 (みやした さとこ) |
倫理学 倫理と心理と宗教の接点を探るという問題意識から、主として西洋の思想にアプローチしています。 |
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長野 邦彦 (ながの くにひこ) |
倫理学・日本倫理思想史 倫理学・日本倫理思想史を研究しています。近代以前の日本倫理思想においては、人と人との間における倫理に限らず、神や仏といった人ならざる存在との間における「倫理」が問われてきました。こうした思想について、テクストに内在しつつ解釈する作業を通じて、現代の私たちが自明の前提としている枠組みを問い直し、より原理的な問題について探求することを目指しています。特に、関係性および関係項を、スタティックな相の下に捉えるのではなく、出会い、別れ、ときに再会してゆく過程において生成し変容する出来事として記述する物語的な側面に注目し、そこに表れている哲学的・倫理学的な問題について考えています。 |
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土谷 真紀 (つちや まき) |
美術史学 日本美術史を担当しています。作家や作品の分析を通じて、造形が社会や人々とどのように関わってきたのかを考えています。 |
| 内山 尚子 (うちやま なおこ) |
美術史学 西洋美術史を担当しています。芸術家が旅や移動を通して「他者」をどのようにイメージし、そのイメージは周囲からどのように受容されるのかについて、「人種」やエスニシティの観点から「マイノリティ」と区分される芸術家の事例を中心に研究しています。アメリカ合衆国の20世紀美術が専門ですが、トランスナショナルな実践と作品、その意味を検討するため、周辺諸国諸地域の芸術動向との関係性も視野に入れ、ジェンダーやポストコロニアリズムを含む多様な観点から分析を試みています。 |