ページの本文です。
2020年4月30日更新
本コースの卒業生と前身である国文学科の卒業生、加えて本コースのスタッフを中心に運営されている学会です。現在の会員は学生会員を含めて約750名です。学会誌『國文』と会報を発行し、また2年に1回の大会を開催しています。
1953年11月に研究界に於ける女性の自立と活躍の支援を掲げて創刊されました。以来、毎年2冊発行し、現在は100号を越えています。編集委員の審査を経て掲載される論文の評価も大変高く、論文発表を経て研究者になった卒業生も大勢います。掲載論文は卒論や修士論文からの投稿が主ですが、対象分野は古代日本文学から現代日本文学、現代日本語に至るまで幅広く、また文献学や、出典研究、テクスト生成論、出版史、比較文学、ジェンダー理論の応用、ナラトロジー、文法論、語彙論、文体論、談話分析、ジェンダー言語学など、方法論にも片寄りがないところに『國文』の特徴と価値があると言ってもよいでしょう。
「会報」は毎年1冊ずつ発行され、すでに50号を超えました。毎号、専任教員と多分野でご活躍の卒業生・修了生の方々に、近況報告や思い出などをご寄稿いただいています。
本学会では原則2年に1回、12月に大会を開催しています。
大学院生や卒業生の意欲的な発表や、教員を交えたシンポジウム、講演などを催し、学会員の交流と研究の発展に寄与しています。