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2023年3月29日更新
「座・高円寺ダンスアワードII」は、座・高円寺(杉並区立杉並芸術会館)と国立台北藝術大学(Taipei National University of the Arts)とのダンス共同プロジェクトとして、2019年にスタートした学生(短大・大学・大学院・専門学校)のためのダンスプログラムです。
台湾で行われるダンスキャンプに参加出来る3作品を選出するため、毎年12月に審査が行われています。
2022年11月に映像選考が行われ10作品が通過し、さらに12月の舞台審査の結果、本学舞踊教育学コース4年生の篠原陽・粕谷美緒の振付・出演作品『W C-ワンダー・クローゼット-』が3作品の内のひとつとして選出されました。
台湾で行われたダンスキャンプでは、「座・高円寺ダンスアワードII」で選出された作品と台湾で選出された作品を再創造するため、舞踊学院院長の何暁珓教授をはじめ、日本からは座・高円寺のアーティスティックディレクターで舞踊家の竹屋啓子氏、アソシエイト・アーティストの大駱駝艦の舞踏家・振付家の田村一行氏など、多くのプロが指導にあたりました。
また、滞在期間中には国立台北芸術大学の学生たちに混ざりながら、共にバレエ、コンテンポラリーダンス、モダンダンス、中国武術などの授業を体験しました。
最終日には、試演会を行い東京芸術大学の日比野克彦学長や台北、ロンドン、香港などの芸術大学の学長らが作品を鑑賞するなど貴重な機会を得たダンスキャンプとなりました。
今回のダンスキャンプを経て、日本・台北から選出された6作品が4月2日(日)16時より「座・高円寺ダンスアワードII」東京公演で開演される予定です。
座・高円寺ダンスアワードII HP(https://za-koenji.jp/detail/index.php?id=2874)
文責:篠原陽