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本学卒業生の唐津絵理さんが文部科学大臣賞(芸術振興部門)を受賞

2023年4月4日更新

本学卒業生で愛知県芸術劇場エグゼクティブプロデューサーの唐津絵理さんが、文化庁が実施する令和4年度(第73回)芸術選奨において文部科学大臣賞(芸術振興部門)を受賞されました。本芸術選奨は、1950年から文化庁が毎年度実施するもので、芸術各分野において、優れた業績を挙げた方、または新生面を開いた方に、芸術選奨文部科学大臣賞、同新人賞が贈られています。

唐津絵理さんは、熊本県出身で、本学文教育学部(舞踊教育学科)卒業及び同大学院人文科学研究科修了した後、舞台活動を経て、日本初の舞踊学芸員として愛知芸術文化センターに勤務し、2014年より愛知県芸術劇場プロデュ―サーを勤められています。2000年第一回アサヒビール芸術賞受賞、2010年~16年あいちトリエンナーレのキュレーター(パフォーミングアーツ部門)、文化庁文化審議会文化政策部会委員、全国公立文化施設協会コーディネーター、セガサミー文化芸術財団の理事やメセナ活動のアドバイザー、大学の非常勤講師、助成財団やコンクールの審査員等を幅広く芸術分野に貢献する仕事に務められています。
また舞台芸術の中でも、実験的作品から国際共同製作まで多数のプロジェクトを企画プロデュースする一方で、健全な舞台芸術環境の整備のための様々な実験と提言を行っていらっしゃいます。2020年からは⺠間⽀援による新しいダンスハウス「Dance BaseYokohama(DaBY)」の立ち上げにアーティスティックディレクターとして参画され、更に活動の幅を広げています。愛知県立劇場とDaBYの連携の成果として、2022年は「愛知県芸術劇場×Dance Base Yokohama パフォーミングアーツ・セレクション2022」の全国ツアーをプロデュースし、ダンスの多様性を示したことが高く評価され、本受賞に繋がっていると言われています。

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