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2024年6月27日更新
人が一生のうちに学習し身体化する行動様式・価値観・意味の体系を「文化」と捉え、この「文化」の視点から人間存在の多様性を研究しようと試みています。実証的なフィールドワーク(臨地調査)と比較に基づいて現代の異文化混淆の実相を探り、多文化主義と多文化共生の可能性を考えます。
※ 2018年度入学生より社会学コースを担当します。
理論研究・学説研究や帰責(責任帰属)の様式、女性の階層状況やWork Life Balanceについての計量分析に携わって来ましたが、近年は社会調査方法論や社会科学研究法に関心を持っています。教育面では、理論的研究と経験的データ分析を重視しています。
身体の衛生的ケアや病気予防への配慮が、近代統治とどのように結びついてきたのかを考えてきました。行政、専門家、家族、企業、メディア、慈善団体など様々なアクター、あるいは科学知や技術がどのように介在しながら私たちの身体規範や健康観を形成していったのか、「主体性」や「経験」をキーワードとして、インタビュー調査や言説分析から検討しています。
(2023年4月1日着任)
社会政策・社会福祉学を専門としています。とりわけ、法律・行政通知等による制度研究と当事者の語りに依拠した調査研究を組み合わせることで貧困・低所得世帯/生活保護世帯の子ども・若者が直面している問題を分析し、それらに対応する制度・政策の在り方を追究しています。
(2021年4月1日着任)