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博士後期課程 教育・研究

学位(博士号)

 博士後期課程は、3年以上在学して博士論文を完成させ、博士号を取得する課程です。大学教員や研究所研究員などの高度な専門職に就くことを希望する人は、博士後期課程まで進学し研究を深める必要があります。

 博士後期課程の大学院生は、学術雑誌に研究論文を発表することによって、社会的にも若手研究者として認識されます。定職はまだありませんが、学術振興会の研究員に応募して、採用されれば奨学金(給与)を受けることもできます。

 博士後期課程の「終わり」は明確ではなく、「満足な博士論文が完成したとき」(修了)、あるいはそれ以前に「就職が決まったとき」(中退)といえます。ジェンダー学際研究専攻では、博士論文の骨子となる研究成果を数編の学術雑誌論文等(課程博士では3編以上(うち査読付き2編)、論文博士では4編以上(査読付き))として発表ずみであること、あるいはそれと同等の研究成果を有していることを求めていますから、「満足な」ということは「地理学界が認める」と同義となります。