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長谷川 直子 Hasegawa Naoko

担 当

文教育学部人文科学科地理学コース
博士前期課程ジェンダー社会科学専攻地理環境学コース
博士後期課程ジェンダー学際研究専攻


専 門

自然地理学、環境地理学


主な担当科目

<学部>
文理融合リベラルアーツ生命と環境7大気と水、文理融合リベラルアーツ生命と環境25気象観測演習(以上全学向け)、自然と人間(以上学科共通科目)、自然地理学、環境地理学基礎演習、環境地理学演習I・II(以上地理学専門科目)
<大学院>
自然環境論、自然環境論演習


研究内容

琵琶湖の中の水の動き、気候変動が水塊に与える影響


教育内容、受験生・コース進学希望者へのメッセージ

 文教育学部の中で唯一自然科学を基礎とした教育をやっています。
 お茶の水女子大学では現在、文理融合リベラルアーツという新しい基礎教養教育が動き出していますが、文理が融合しているという意味では地理学はまさにその中心にある学問だと考えています。
 自然科学だけを学ぼうとするのならば完全な理学系の学部や学科へ行く方がその専門性は身につくでしょう。私のいる自然地理学・環境地理学研究室は、自然科学的アプローチを基礎としつつも、社会・人文科学視点も交えて物事を見ていくことを目指しています。授業の中では、「大気と水」や、「自然と人間」を受講するとその内容が理解できると思います。
 今日よく取り上げられる環境問題を本質的に理解するためには、このような文理融合的な総合的なアプローチが必要になります。こういったものの見方や考え方は社会に出てからも自分の人生観を形成する上でも重要であると考えています。
 また、日本の中で、女性の自然地理学者はとても少ないのですが、女性の自然地理学者を輩出する数少ない機関としての使命も果たして行きたいと考えています。女性がのびのびと研究し、日本の女性自然地理学者のタマゴたちが集える場になればと思っています。私自身は湖の研究をしていますので博士後期課程ではそのようなテーマが望まれますが、それ以外のテーマでもできる限り対応していきたいと考えています。