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コースの概要(2011/7改訂)

アムステルダムイメージ写真

グローバル文化学環へのご招待

グローバル化する世界の中で、私たちはどう生きればよいのでしょう? 国境を越える人びと、お金、情報、商品の流れは、私たちの住む世界をどのように変えるのでしょうか? 異なる文化や言葉をもつ人びとが私たちの隣人となるとともに、私たち自身が海外に出かけてさまざまな文化に属する人びとと出会い、暮らすことがあたり前になる中で、どのような知や感性が求められているのでしょう?

グローバル文化学環は、現代世界を生きる私たちが避けて通れないこうした問いに、皆さん自身が答えを見出していくためのコースです。既存の学問分野に根ざした従来の専門コースとはちがって、多様な専門領域にまたがる教員が、学生たちと協働して創るコースです。また、文教育学部の人文科学科、言語文化学科、人間社会学科のいずれの学科からも主プログラムとして選択できるしくみを取っており、学部や学科を超えて開かれたコースをめざしています。その気持ちをこめて、「環」と名付けました。

グローバル文化学環がめざすのは、文化の差異を理解し、大切にしながら、その差異を越え協働して、何かを共に創り出すような、グローバル化時代の新しい市民を育てることです。そのためには、異なる地域や文化への深い理解と、双方向的なコミュニケーションの能力、そして、文化を越えて協働する上での課題を見きわめ、乗り越える知識と力が必要です。

コースの授業や,教員・学生仲間とのコミュニケーションを通じて、皆さんは、国際協力や、日々世界とつながりを強めるビジネス・学校教育・地域社会等の場などで活躍するために身につけるべき知識と態度を得ることでしょう。授業の中には、英語での講義もあれば、ディベートやシミュレーションなどを取り入れた新しい形の授業や、国内や海外での実習なども含まれています。皆さん自身が主役になる「参加型」の授業です。

コースが追究しようとするこうしたテーマに関しては、教員がもっている知識や経験だけが正しいわけではありませんし、答えも必ずしもひとつではありません。皆さんも、このコースであなた自身の「グローバル文化学」を探しに出かけませんか?

 

「グローバル文化学環」についての質問があれば、つぎの電子メールアドレスにお送りいただければ、回答します。匿名やイニシャルでも構いませんが、学校名(出身校)、学年、名前を書いていただければ、具体的なアドバイスが書きやすくなります。

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