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コースの概要

在校生の声

在校生の声 (Y.K.& A.K.さん)

履修科目の一つであるタイでの国際協力実習に参加しました。すべてがはじめての経験で不安もありましたが、村の人たちの優しさと笑顔に支えられ、楽しく過ごすことができました。タイは決して遠い国ではなく、私たちの些細な消費行動が彼らの生活に大きな影響を与えていることを痛感し、日本でも私達ができる国際協力は沢山あることに気づきました。また、この実習を通してグローバル文化学環の仲間どうしの絆も深まり、同じ思いを共有した仲間と共に、大学でさらに勉強していけることは幸せなことだと実感しています。今後はタイで学んだ多くのことを、勉強だけではなく普段の生活に活かしていこうと思っています。

在校生の声 (Y.S.さん)

私は中学生の頃、難民支援について調べたことをきっかけに国際協力に興味を持つようになり、大学でもっと専門的に勉強したいと思ったことから、お茶の水女子大学を受験しました。2年次にグローバル文化学環に進学してからは、国際協力の授業を中心に、メディア論や多文化間交流論、地域研究方法論など様々な分野の授業を履修しています。また、他国の人と交流するためにはもっと日本についての知識を身につける必要があると思い、副専攻として日本語・日本文学コースを選択しています。

二年次の夏,『日韓大学生国際交流セミナー』に参加し、韓国の同徳女子大学の生徒と交流したことをきっかけに、東アジア地域に興味を持つようになり、昨年の8月から今年の6月末まで中国の北京外国語大学に約1年間留学していました。中国では授業の外に、中国の農村の小学校へボランティアに行ったり、中国手話を習ったり、また中国人の友人と相互学習をしながら日中関係について討論したりしました。

海外で一人で生活することは肉体的にも精神的にもとてもハードでしたが、苦労した分本当に多くのことを得られたと思っています。中国語はもちろんのこと、「今」というたった一度きりの時間を大切にし、自分から何事も積極的に動いていく大切さ、互いの文化を理解し、そして違いを乗り越えるために必要な忍耐力と根気強さ、また情報が制御されることの恐ろしさや、マスコミの報道に左右されず「自分の視点」をきちんと持ち情報を選び取ることの必要性など、様々なことを学んだと思います。一年というのは中国という国を理解するにはあまりにも短い時間でしたが、中国人の友人や先生方との「本当の中国の姿を日本に伝える」という約束を果たすため、これからも中国と関わり続け、私が見てきたことや中国人の方々の私たちへのメッセージを伝え続けていきたいと思っています。

私が充実した大学生活を送ることができるのも、様々な方々の支えあってのことですが、やはり原点はこのお茶の水女子大学のグローバル文化学環に進学したことだと思います。先生方や友人、授業など、グローバル文化学環でのすべての「出会い」が、今の私につながっています。

世界の変化が急速化する中、グローバル文化学環は常に「今」を追い続け、私たちに、この多文化化する世の中をいかに共生していくか、考えるヒントを与えてくれます。将来自分は何をしたいのか真剣に考えておられる方にとって、グローバル文化学環は必ず私たちの夢へ一歩近づけてくれる場になると思います。

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