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GLOBAL SHOT

タンザニアの暮らし(荒木美奈子 准教授)

「コーヒーの果実を摘む女性」

日本でも人気のタンザニア産コーヒー「キリマンジャロ」。しかし、生産者の姿はほとんど伝わってこない。日常の作業を積み重ねた後、8月~9月にコーヒーの実は赤く熟し、コーヒー出荷の時期を迎える。コーヒーの実を摘み、外皮と果肉を分離し、果肉を水に浸し、不純物を取り除き、天日で乾燥させ、欠点豆を取り除き、袋につめて出荷する。生産者である農民の手に入るのは僅かなお金だ。
(撮影:2006年、ムビンガ県)

コーヒーの果実を摘む女性

「コカコーラの看板とバオバブ」

県や町に入る、あるいは出る前にコカコーラや携帯電話の看板をよく目にする。県や町の名とともに、入口では“Karibu(ようこそ)”、出口では“Safari njema(よい旅を!)”というフレーズが書かれている。コカコーラはタンザニアの奥地までも浸透している。電気のない農村では、生暖かいコーラではあるが。
(撮影:2006年、モロゴロ県とイリ ンガ県の県境)

コーヒーの果実を摘む女性
 
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