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2023年6月12日更新
石井 久美子(いしい くみこ)
基幹研究院人文科学系 准教授
お茶の水女子大学文教育学部卒業、お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了
日本語学(語彙・表記)
学部
LA日本語論、日本語語彙論、日本語文章表現論、日本語学特殊研究、日本語学基礎演習、日本語学演習(近・現代語)I・II
大学院
現代日本語学特論、日本言語表現論特論、現代日本語学演習、日本言語表現論演習
明治・大正期を中心に、小説、新聞、雑誌、辞典などを使って、近代の日本語の語彙・表記について研究しています。特に、和語・漢語・外来語といった語種に関心があり、筆者・読者・登場人物の位相差や、仮名・漢字・アルファベットといった多様な表記との関係性に注目しています。
日本語学会・表現学会・お茶の水女子大学国語国文学会
100年ほど前の資料に残された日本語を丁寧に見ていくと、そこから、当時の文化や生活、人間模様が見えてきます。そして、それが思いがけない形で、現在私たちが使っている言葉と繋がっていることに気づかされます。これまでに積み重ねられてきた日本語の研究と、その手法を学ぶことによって、日々増え続ける新しい言葉に敏感な皆さんとともに、なにげなく接している日本語を見つめ直し、新たな気づきを共有できたら嬉しいです。