
30数年前に卒業論文を書いたときから、ずっと普通の人びとが関心の対象でした。
日本史を大学で学びはじめたころ、中世の百姓はみじめな存在で、自分が耕す土地を売る権利もなかなか持てなかったという有力な考えがありました。この考えに反発して、あれこれ反証をもとめて史料を探したのが、私の出発点です。関心が少しそれたこともありますが、基本的にはやはり中世の普通の人びとの生活の在り方、ものの考え方・感じ方にあると思います。
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私はなにに向いているのだろう、私にはどんな才能があるんだろうと悩んでいるひとがよくいます。そんなこと、誰にもわかりません。いつかわかるというものでもありません。「好きこそものの上手なれ」。とりあえず歴史が好きなら、来てみてください。
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