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2017年3月27日更新
毎年度卒業研究提出者の中から成績優秀な人に授与される「グローバル文化学環奨学生」に、2016年度は生津千里さんと徳光美緒さんの2名が選ばれました。 生津さんの卒業研究『Xジェンダー当事者6名のライフストーリー』は、LGBTなど性的マイノリティへの関心が高まる中、男/女という二元論に回収されえない生と性の多様な在り方を、見事に明らかにしています。当事者性を含む、ライフストーリーという方法の有効性を最大限に生かし、現代日本社会への問題提起としても価値が大きいと評価されました。 徳光さんの卒業研究『幼少期を海外で過ごした日本人の子どもたちの母語保持の重要性』は、幼少期を海外で過ごした日本人の子どもたちにとって、母語保持の重要性とその役割を明らかにしたもので、実証的データを用い研究手法や論文構成においても優れた論文です。 2017年3月23日の卒業式当日に奨学金授与式が行われました。