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2020年度グローバル文化学環奨学生決定!

2021年4月9日更新

2020年度グローバル文化学環奨学生決定!

2020年度は23名の学生がグローバル文化学環を卒業しました。その中で、毎年、卒業研究提出者の中から成績優秀な人に授与される「グローバル文化学環奨学生」には佐藤春花さんが選ばれました。

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佐藤さんの卒業研究『言語景観から見る大久保地域の多言語状況』は、グローバル化の中で多言語化する社会の変化を、日本の多言語地域の代表とも言える大久保地域(東京都新宿区大久保1、2丁目、百人町1、2丁目) に焦点をあて、考察したものです。代表的な先行研究であるBackhausの研究を踏まえつつ、研究課題や方法論を定め、コロナ禍の最中に何度も大久保地区に足を運び、看板などに代表される大久保の言語景観をおびただしい数の写真におさめて地図にまとめ、それを言語別に、または公的表示と私的表示に分類しつつ考察を行いました。その結果、大久保地域は決して排他的にはならず、独自性を保ちながら門戸を開き、他のコミュニティと関係し合っていることを明らかにしたことが高く評価され、受賞に至りました。

今年度の卒業式は、昨年度と同じく、新型コロナウイルス感染防止の観点から簡素化し実施されました。グローバル文化学環では、卒研主指導教員から学位記等が学生に手渡され、グローバル文化学奨学金についても、授賞式は実施せず、主指導教員から賞状・賞金が授与されました。
 

※2020年度卒業生の卒業研究タイトル、就職先・進学先一覧は下記関連リンクから見ることができます。

関連リンク / Related Links

»卒業研究のタイトル
»卒業生の就職先・進学先

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